インフルエンザ対策は何をする?

インフルエンザは高熱など普通の風邪とはまた違ったつらさがありますよね。流行する季節になると、クラスの大半が欠席したり、学級閉鎖なんてこともあったと思います。そもそもインフルエンザを予防するには定番の予防接種以外に何があるのでしょうか?

インフルエンザ対策の基本とは

毎年11月頃から3月頃まで流行しているインフルエンザ。
その対策として直ぐ思いつくとしたら恐らくワクチンの接種でしょう。ワクチン接種は感染を予防するだけではなくもし感染してしまっていても通常よりもはるかに症状を軽く済むことが出来るのでワクチンの接種をすることはとても有効だと言えます。しかし、ここで注意していただきたいのが接種の時期です。最も流行する11月下旬から3月上旬ですので流行する少し前から接種することが大切です。特に小学生までのお子様はワクチン接種が2回となりますので10月上旬から遅くても11月上旬までに1回目を接種することが望まれます。
次に日常生活でもインフルエンザの予防になることがいくつかあります。
1番目に挙げるのは、手洗いうがいです。外出先から戻ったらまず手洗いうがいをする事により菌を洗い流すことが出来るだけではなく、喉を潤すことも出来るので予防には大変有効だと言えます。
2番目に挙げるのは部屋の湿度調整です。インフルエンザの菌は湿度が高すぎても低すぎても増殖してしまうので部屋の中を50%から60%にする事がとても大切です。
3番目に挙げるのは免疫力です。どの病気にも言える事なのですが、バランスの摂れた食事、適度な運動、十分な睡眠は身体の免疫力を高めるためとても大切な事です。インフルエンザは身体の中に入ったからといって必ず発症するものではありません、ですから十分な免疫力があれば発症を防ぐ事ができます。
4番目はマスクの着用。本来一番良いのは人混みを避ける事なのですが、忙しい日常を送っていると人混みを避けるということは非常に困難な事で、したがってマスクの着用は非常に有効です。マスクはウイルスを取り込まないだけではなく適度な湿度での呼吸も可能とします。
また、医薬品のリレンザで予防することもできます。こちらが一番効果が実感できるかもしれないですが、なかなかお金や時間をかけていられないという方は、安い通販で前もって購入しておくという手もあります。
いくつか挙げてみましたが毎年流行するものだからこそ的確な予防で感染する事が無く快適に過ごしたいものです。

インフルエンザが流行する季節は人混みにも注意

インフルエンザはウイルスに感染することで発症します。
ですから流行しているシーズンにおいては、人混みにはとても注意が必要となります。
発症していないだけでウイルスを保有している人が咳をしたり、くしゃみをしたりすることでウイルスの爆発的な飛散が実行されてしまうためです。
更にその人がウイルスの付着した手指で触れた物に対して別の人が触れてしまい、その手指で鼻などに触れたりすると、それも感染が拡大する原因となります。
特にインフルエンザが流行を迎える冬場は、空気が乾燥していることが多いです。
空気が乾燥していると、唾液などに含まれて飛散したウイルスは湿気、つまり重みがないために空気中に浮遊している時間が長くなりやすくなります。
と言うことは、それだけ感染する可能性も高くなると言う具合です。
このためには空気に重みを、湿気を与えることが必要ですが、人混みなどではなかなかこれが実現されないと言う側面もあります。
ですから自分で感染を防ぐ手段をとることが求められます。
そのために必要なこととしては、まずはマスクを着用することです。
鼻と口元をしっかりと覆い隠すことができるように装着することが必要です。
それにより、鼻や口と言った粘膜にウイルスが感染するのを防ぐことが期待できます。
それから帰宅した際には、うがい、手洗いをしっかりと行うことです。
これにより付着したウイルスを洗い流すことができ、症状の発症を防ぐことが期待できます。
また基本的なこととして、よほど大切な用事がない限りは、インフルエンザが流行しているシーズンにおいては人混みにできるだけ出かけないようにすると言うのも大切なことです。
特に抵抗力や体力が低下している人、乳幼児や高齢者は感染後、発症しやすい傾向にあるので気をつける必要があります。

インフルエンザになってしまったら薬で即効治す

インフルエンザは、感染後2日前後の潜伏期間を経て発症し、急激なスピードでウイルス増殖する為、突然の38度を終える高熱や関節の痛み、全身の倦怠感など全身症状が現れるので、インフルエンザになってしまったら薬で即効治します。
インフルエンザウイルス自体には増殖能力が無い為、咽頭や気道、腸管に存在する加水分解酵素であるトリプシンにより活性化され、粘膜上皮細胞のシアル酸受容体結び感染細胞に進入しウイルス増殖を開始します。
増殖したインフルエンザウイルスは、シアル酸受容体により感染細胞表面に係留された状態となり、ノイラミニダーゼの作用によりシアル酸受容体から遊離し、24時間で100万倍に増殖します。
しかし、発症から2日~3日経過すると体内で免疫システムが機能し始め、ウイルスが死滅させられ徐々に病状が快方に向かい、発症から7日~10日で治癒します。
その為、インフルエンザになってしまったら即効で薬を服用し、少しでもウイルスの増殖を抑制して発症や症状の悪化を防ぎます。
抗インフルエンザ薬は、ノイラミニダーゼ阻害薬と呼ばれ、増殖したウイルスの遊離をサポートするノイラミニダーゼの作用を阻害する事で、感染細胞表面の増殖したウイルスの遊離拡散を防ぎウイルス増殖を抑制する効果があります。
その為、抗インフルエンザ薬にはウイルスを直接死滅させる効果が無い為、感染してしまったら即効で薬を服用する必要があり、最低でもウイルス増殖がピークとなる発症から2日以内に服用する様にします。
しかし、高病原性ウイルスは、最初から感染力を有しているので、通常のウイルスと異なり気道や腸管以外の臓器細胞にも感染が可能なので、通常のインフルエンザウイルスよりも迅速な対応が必要です。