インフルエンザは高熱など普通の風邪とはまた違ったつらさがありますよね。流行する季節になると、クラスの大半が欠席したり、学級閉鎖なんてこともあったと思います。そもそもインフルエンザを予防するには定番の予防接種以外に何があるのでしょうか?

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通年性の風邪とインフルエンザの違いについて

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することにより発症するもので、代表的な症状は38度以上の高熱や関節痛など、風邪とは大きな違いがあります。潜伏期間は1日から3日程度で、発症後は全身の倦怠感と突然の高熱に襲われ、食欲不振や鼻水、咳といった風邪に似た症状も出現します。腹痛や下痢など、消化器系に影響を及ぼすこともしばしばです。一週間から10日間ほどで治癒するのが一般的ですが、重症化しインフルエンザ脳炎や肺炎を併発することがあるほか、解熱後も数日間はウイルスを保有しているため、感染を拡大しないようケアが必要となります。
風邪の場合は、くしゃみや咳、鼻水などほとんどが上気道症状で、発熱したとしても37度から38度程度とされ、インフルエンザのような高熱が出ることは滅多にありません。また、他の基礎疾患が無い限りは、短期間で重症化することは稀です。
風邪との大きな違いは原因となるウイルスのほか、流行時期にあります。風邪の原因となるウイルスは、代表的なものにライノウイルスはアデノウイルス、RSウイルスなどがあります。ウイルスによって流行しやすい時期はあるものの、通年性で季節は限定的ではありません。一方インフルエンザの流行時期は、毎年11月頃から翌年の3月頃までに集中しており、4月から10月の感染者は極わずかです。
治療方法も大きく異なります。風邪に罹患した場合、多くは自然に治癒し、通院したとしても風邪のウイルスに対する治療薬が厳密には存在しないため、症状の緩和を目的とした風邪薬が処方されます。インフルエンザに罹患した場合は、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬が処方され、服用と同時に快方へと向かいます。

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