インフルエンザは高熱など普通の風邪とはまた違ったつらさがありますよね。流行する季節になると、クラスの大半が欠席したり、学級閉鎖なんてこともあったと思います。そもそもインフルエンザを予防するには定番の予防接種以外に何があるのでしょうか?

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インフルエンザの死亡率と予防薬の効果

インフルエンザの死亡率は、流行性の場合は0.1%とされ比較的低く感じるかも知れませんが、流行シーズンには千数百万人の感染者が出ているので、インフルエンザによる死亡者はかなりの数にのぼると考えられますが、世界保健機関も厚生労働省も超過死亡の観点でインフルエンザの死亡者数を算出しているので正確な数字がわからないのが現状です。又、世界保健機関や政府が、流行を懸念している強毒型H5N1型の死亡率は5%~15%と非常に高い数字となっており、ステルスと呼ばれるH7N9型は現在もワクチンが完成しておらず、更に死亡率が高くなるリスクがあります。特に高病原性ウイルスは、通常のインフルエンザウイルスの様にプロテアーゼに活性化される必要がなく、身体中に存在するフリンなどで活性化される為、臓器細胞にも感染するので致死率が非常に高くなります。その為、日本国内ではインフルエンザウイルス感染症の予防としてタミフルとリレンザ、イナビルの3種類の抗インフルエンザ薬が承認されています。タミフルとリレンザは、感染者や感染が疑われる人との接触後48時朝間以内に1日1回の服用を10日間継続し、イナビルは2日間定刻に吸引する事で10日間予防効果が持続します。タミフルやリレンザ、イナビルは、ノイラミニダーゼ阻害薬と呼ばれる抗インフルエンザ薬であり、ノイラミニダーゼ阻害薬はノイラミニダーゼに直接作用する事で増殖したウイルスを感染細胞表面に繫ぎ止めた状態にし、ウイルスの増殖を抑制する効果があります。その為、ノイラミニダーゼ阻害薬を予防薬として投与する事で。ウイルス増殖を極めて初期に抑制する事が出来、発症や症状の悪化を予防出来ます。

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